八幡平温泉郷「温泉まるごとホテル」

オスピタリタ・ディフーザ 世界第一号認証取得を目指す

八幡平温泉郷「温泉まるごとホテル」

サービス展開予定エリアのご案内

オスピタリタ・ディフーザ

世界第一号認証取得を目指す

八幡平温泉郷

「温泉まるごとホテル」

サービス展開

サービス展開予定エリアのご案内

十和田八幡平国立公園八幡平地域の玄関口として、岩手山、
そして八幡平という二つの日本百名山の麓に位置する「八幡平温泉郷」。
日本全国に先駆けて地熱発電が成功し、地球のエネルギーを巧みに利用してきたこのエリアで、
アルベルゴディフーゾ・オスピタリタディフーザという、持続可能な旅のストーリーが始まります。
ホテル、ペンションや別荘など既存の宿泊インフラを生かしながら、
自然と触れ合うアクティビティや地域ならではの食材をじっくりと楽しむナチュラルリゾート・ステイ。
大自然に癒される、サスティナブルな旅のスタイルを提案します。

十和田八幡平国立公園八幡平地域の玄関口として、岩手山、そして八幡平という二つの日本百名山の麓に位置する「八幡平温泉郷」。
日本全国に先駆けて地熱発電が成功し、地球のエネルギーを巧みに利用してきたこのエリアで、アルベルゴディフーゾ・オスピタリタディフーザという、持続可能な旅のストーリーが始まります。
ホテル、ペンションや別荘など既存の宿泊インフラを生かしながら、自然と触れ合うアクティビティや地域ならではの食材をじっくりと楽しむナチュラルリゾート・ステイ。
大自然に癒される、サスティナブルな旅のスタイルを提案します。

アルベルゴ・ディフーゾとは

イタリアで少子高齢化による過疎対策、特に「空き家問題」を観光産業で解決しようという取組を指し、集落内の空き家等をホテルとして再生し、レセプション機能を持つ中核拠点を中心に、宿泊施設やレストラン等を水平的にネットワーク化(一体化)するというものであり、日本語では「地域まるごとホテル」と言われる事もある。
地域に散らばっている空き家を活用し、建物単体ではなく地域一帯を点在型ホテルとするイタリア発祥の取り組みのことです。
まち全体をホテルと見立て、レセプション、宿舎、レストラン等の構成要素がまち中に広がっています。
地域に暮らすような滞在スタイルであり、地域の「水平的発展」を実現する観光地域づくりのモデルとして注目されています。

オスピタリタ・ディフーザとは

新たなコンセプトであり、直訳すると「分散されるおもてなし」である。
基本的仕組はADと同様だが、ADはレセプションから半径200m以内に施設が集約されるのに対し、ODは、より広域(概ね半径1km)に渡り分散される、広範囲であるが地域が一体となり、統一的で連続的なコンセプトでサービスを共有し、旅行者へ価値提供を行う。
「アルベルゴ・ディフーゾ」を考案したジャンカルロダッラーラ氏が新たに考案した仕組みであり、それぞれの経営が別の事業者であっても、ひとつの組織として連携し、地域全体が一体となって宿泊やその他のサービスを提供することで集落再生を実現しているケースに認められ、また母屋と別棟との距離も1km以内であれば対象となります。

八幡平温泉郷 STORY

松尾鉱山の発展と衰退そして地熱エネルギー活用へ

 十和田八幡平国立公園八幡平地域を有し、恵み豊かな大自然を身近に感じられる八幡平。その歴史の中でも、東洋一の硫黄鉱山と謳われた松尾鉱山は特に有名です。最盛期には、標高1,000メートルの高地に建てられた巨大なアパート群に、約15,000人が暮らしており「雲上の楽園」として名を馳せました。しかし、時代とともに硫黄鉱石の需要が低迷し、1966年(昭和44年)に閉山。
 鉱山景気にかげりが見え始めていた1955(昭和30)年頃、将来の観光需要の増加を予見して、新しい保養所の建設を計画していました。
 手始めに松川温泉地域をボーリングしましたが、4本打ち込んだうち、温泉が出たのはわずかに1本。残りの3本からは、温泉ではなく良質の蒸気が噴出します。折しも日本は高度経済成長期。電力の安定的な供給の需要が高まっていました。蒸気を発電に使えないかと考えた当時の松尾村村長を中心に、学術機関などと連携しながら調査や掘削作業を進めます。そして、1964(昭和39)年1月14日。本格的な発電用の第一号井から、爆音とともに蒸気の柱が吹き上げ、この地における地熱発電の歴史が始まります。
松川地熱発電所

八幡平温泉郷の誕生、そしてサステイナブルな暮らしの実現へ

 1966(昭和41)年には、日本初の地熱発電所となる松川地熱発電所が操業を開始。当時の近代科学の粋を集め、地熱蒸気という天然のクリーンな大地のエネルギーを活用して発電している松川地熱発電所は、50年以上経過した現在(2021年時点)でも現役で地熱エネルギーを創り続けています。1970(昭和45)年代に入ると、松川地熱発電所から約6キロの区間の引湯に成功。泉質の良い温泉を活用した保養所として八幡平ハイツがオープンしたことを皮切りに、次々とホテルや旅館、ペンションが建てられ、ここに八幡平温泉郷が誕生、観光事業が大いに盛り上がりました。
 豊かな地熱は、地球からの贈り物。現在八幡平では、地熱を発電だけではなく産業や農業に活かしており、サステイナブルな暮らしを実現しているまちとして知られています。最新のIoT技術と地熱の熱水を活用したバジル栽培、地熱蒸気の脱色作用を活用した地熱蒸気染色など、街のあちこちで大地のエネルギーが生かされています。

巌鷲山(岩手山)にまつわる伝承

 4月から5月にかけて、頂上部に羽を広げた大鷲が黒く(雪が融けた地肌)くっきりと現れ、農作業の始まりを告げる。この鷲形、岩手山の元々の名前岩鷲山の山名の由来でもあると言い、次のような伝説がある。
 その昔、岩手山の裾野にまだ人が住んでいないころの話しである。同じ東北でも八戸地方(青森県)は、既に開拓されて人々が住み生活する姿も見られた。海に面していたこの地方は、魚とりの仕事もあったし、田んぼや畑も開けており米や野菜も作るようになっていた。今年も春を迎え、そちらこちらで苗代づくりに汗を流すお百姓さんたちの姿が見られた。程なくして、苗代には緑の苗が芽を出し、ことのほか暖かさも手伝って苗はぐんぐん伸びた。
 そんなところへ、ある日の明け方、田んぼに一羽の鷲が舞い降りた。広げた羽は2メートルもあろうかという大鷲だった。はじめは田んぼ道に降りて辺りをきょろきょろしていたが、やがて、もう少しで本田に植え付けるばかりに伸びた苗代に飛び込んで、苗を蹴散らし、食いちぎる悪さを始めた。
岩手山に現れる鷲
 そのうえ、2メートルもある羽をばたばたさせて苗を吹き飛ばした。驚いたのはお百姓さんたち。村人が総出でいったんは追い払ったものの、あくる日も、またあくる日も舞い込んではいたずらをした。すると、数日後の夕方になって一人の乞食がひょっこりと村に姿を現した。聞くと、仙台からやってきたという。村人たちは相談のうえ、その乞食に苗代の管理を頼むことにした。
 ところが、その次の日になって、乞食は必死になって大ワシを追い払おうとしたが、大ワシは逃げるどころか乞食をあざ笑うかのように、ますます乱暴になって苗代を荒らしまわった。あげくに、飛び立つ間際に苗代のそばで遊んでいた4歳になる男の子をさらい、空高く舞い上がってしまった。乞食は驚きそして慌てた。とっさにこの追跡は長い時間がかかるだろうと思いつき、仙台から持ってきたワラハバキ(ワラで作ったスネ当て)を着けて大ワシを追いかけた。大ワシは、一気に飛び去りはしないで、1里ほど飛んでは岩にとまり、乞食が追いついたころを見計らってはまた飛んで、松の枝に羽を休め、乞食の着くのを待ってはまた飛び出すといった按配だった。それはまるで、自分の行くところへ、どうしても乞食を連れて行こうとしているように見えた。
 やがて大ワシは、岩手山の中腹にある大きな岩の上にとまったと思うや、忽ちにして神の姿に変わった。乞食は目をみはった。大ワシの神様は乞食に向かっていった。「私はワシではない。実をいうとこの山の心霊である。この山が開かれることを望んで、お前をここまで誘ってきた。できればこの山を開いて私を祀ってほしい。そうしたら、おまえにノギノ王子という名を授けよう。」そういうやいなや、大ワシの神は子供もろとも姿を消してしまった。ノギノ王子はすぐさま八戸に戻った。八戸の里ではようやく田植えが始まっていた。なんと、ついこの間あの大ワシが荒らしまわったはずの苗代は、全く元通りに青々と広がり、さらわれたと思った男の子も無事に育っていた。大ワシの姿を借りた神様の霊力なのだろう。
 ノギノ王子は、事のあらましを里人たちに伝え、力を合わせて道を開き、祠を建てて岩手山にその神霊を祀った。信仰深い登山者の間では、ノギノ王子のワラハバキを作り奉納する風習が今なお残されている。ともあれ、このお山はノギノ王子を連れてきた大ワシが止まったことから、巌鷲山と呼ばれるようになったというのである。

サスティナブルな旅の実現に向けた取り組み

サステナブルな旅の実現に向けた取り組み
別荘

八幡平温泉郷「温泉まるごとホテル」のこれから

「温泉まるごとホテル」に加盟するペンション、貸別荘(バケーションレンタル)など、お好みに応じたステイをお楽しみいただけます。ペンションは、オーナーの肩ひじ張らないおもてなしが魅力。貸別荘では、とびっきり自由な時間を過ごすことができます。

八幡平温泉郷が旅行者に提供する価値

滞在の多様性

ペンション、貸別荘、ホテルなど、さまざまなスタイルの滞在が可能です。長期ステイにも向いており、あなただけの宿泊スタイルを楽しめます。
滞在の多様性

ふたつの日本百名山と国立公園。山岳の絶景に癒されるステイ。

ここは、十和田八幡平国立公園内にあり、日本百名山である「岩手山」と「八幡平」に囲まれたリゾートエリア。鮮やかな四季の移ろい、豊かな大自然を堪能できます。
岩手山

地熱利用のスキー場で環境に優しい旅

近隣には「八幡平リゾート パノラマスキー場・下倉スキー場」、安比エリアには「安比高原スキー場」があり、滞在中はスノーアクティビティを存分に楽しめます。
八幡平リゾート パノラマスキー場

八幡平温泉郷のSDGs

近隣の松川温泉には、日本初の商用地熱発電所である「松川地熱発電所」があり、八幡平温泉郷の温泉では、ここから引湯している「マグマの湯」を使用。サステイナブルなエネルギー活用が昔から行われています。
八幡平温泉館 森乃湯

周辺のおすすめの観光スポット・アクティビティ

八幡平リゾート 下倉スキー場

スノーアクティビティ

八幡平自慢のウルトラライトパウダースノーを楽しんで。
八幡平でサイクリング

サイクリング

八幡平の壮大自然をサイクリングで感じよう。
八幡平トレッキング

トレッキング

マウンテンガイド付きのトレッキングはいかが。
ユーランド清水川

釣り体験

八幡平の良質な水で育ったニジマスやイワナ、イトウ、ギンザケを釣れるスポット。

八幡平ハイツ

温泉

八幡平温泉郷の温泉は体の芯から温まる単純硫黄泉「マグマの湯」。近隣の松川温泉もおすすめ。

岩手県県民の森フォレストi

木工体験

ファミリーで楽しめる木工体験スポット。八幡平の自然もここで学ぶことができる。
サンマリノグランプリ

本格カート体験

八幡平の雄大な自然の中、本格カーレース体験をしませんか。
八幡平地熱蒸気染色

八幡平地熱蒸気染色体験

世界で唯一の地熱の蒸気で染める「八幡平地熱蒸気染色」を体験。あなただけの作品を制作して。