焼走り熔岩流

国指定特別天然記念物の「焼走り熔岩流」は、18世紀前半に岩手山の噴火で吹き出した溶岩が全長約4km、最大幅1.5kmに渡り山肌を流れ冷えて固まってできたもの。暗褐色の大地の中に約1,000mの散策路があり、「焼走り熔岩流」の解説板をたどりながら間近に観察することができる。風化作用の土壌化が進んでいないため植生が乏しく地形的改変がない学術的にも貴重な状態です。

焼走り熔岩流

軽石状の溶岩の上をザクザクと歩くので、スニーカーなど歩きやすい靴での散策がおすすめ。四季折々に生き生きとそびえ立つ岩手山と、噴火の爪跡による真っ黒な溶岩流跡のコントラストが印象に残ります。散策路終点の展望台にある宮沢賢治詩碑も一見の価値あり。
かつて宮沢賢治が鬼神たちの棲みかだと詠んだ場所、あなたにはどう映るでしょう。

※このページは、(一財)国土計画協会が主催する「高速道路利用・観光・地域連携推進プラン」の支援金を活用し、制作しております。

特徴

  • レジャー

場所

〒028-7113 岩手県八幡平市平笠